これだから、パソコンは嫌なんだ。
薄い色だと、どうしても、このようにスキャンがきちんと色を拾ってくれない。
そのために、はっきりと読み取れないような画像になってしまう。
なので、これは、明日にでもカメラで撮り直すことになるかもしれない。
つまり、スキャンよりも、写真の方が色の忠実性は良いという可能性もあります。
さて、この色を作った理由は、昨日の続きで、ターコイズ色系のインクを作りたかったから。そこで思いついたのが、日本の伝統色でもある浅葱色。歌舞伎などを見たことがある人はご存じだと思うけれども、歌舞伎には浅葱幕と呼ばれる幕がしばしば出てきます。これは、場面転換の時などに、観客の注意を惹くために舞台全体をこの幕で隠し、あるタイミングで一気に引き下げるという演出で使われます。
その色を再現してみたかったの。
そして、名前の通り、ちょっと夢の中のような淡さを出してみたかったのです。
これは、パソコンではなかなか出しにくい色なので、ぜひ、実際に皆さんで作ってみてください。本当に美しくて儚い色ですよ。
配合
Aqua Blue=1
Aurora Blue=1
Leaf Green=1
Dillution Liquid=20